2012年11月6日火曜日

米大学の講義前に最低限しておきたい三つのこと

大学の講義が始まる前に必ずやっておきたいこと!!

英語を第二言語とする日本人にとって、米大学での講義についていくことは、なかなか難しいことです。当然のことながら、ほとんどのクラスは、教授が講義中に話すことの内容に沿ってテスト問題が作られます。ですので、講義の内容を理解することが、テストで良い点を取る最善の方法となります。 とは言うものの、英語で聞いているので、なかなか全て理解できないのが現実。 というわけで、今回は(初)リクエストをもらった「毎日の抗議に向けてできること」を紹介したいと思います。

抗議までにやっておくことリスト

その一:必ず予習をしておく。

これは、誰もが一番最初に思いつく方法ではないでしょうか?特に、講義内容が教科書に沿って行われる場合、予習は講義について行くために一番必要なものとなります。次の講義で使われる単語を分かっているのと分かっていないのとでは、講義の理解度が遙かに違います。

その二:週一で必ずオフィスアワーを訪れる。

意外と恥ずかしがったり、面倒くさがったりしてやる人が少ないオフィスアワー訪問。オフィスアワーとは、授業について行けない生徒や質問がある生徒達に、教授がマンツーマンで指導してくれるという素晴らしい時間です。

教授とお近づきになれるばかりか、分からないところを全て教えてもらえる最高のチャンス!!これを見逃さない手はありません。 私の経験上、オフィスアワーに行きたがらない生徒というのは、次の2グループに分かれます。
  • 既に授業を理解していて、マンツーマン指導が必要ない生徒
このタイプは既に自信満々なので、オフィスアワーに時間を使う必要がないと考えています。教授とコネクションを作るチャンスは失いますが、自分がそれでもいいと考えているなら特に問題はありません。
  • 宿題、もしくは予習が終わっていないので、教授に勉強をしていない印象を与えたくない生徒
このタイプは結構多いと思います。気持ちは分かるのですが、これでは教授に特別視されることもないので、ハッキリ言って損の方が大きいです。 

私が毎週オフィスアワーに通っていたクラスの教授は、「みんな君くらいやる気があったらいいんだけどねぇ」と、テスト前には、テスト問題が出てくる範囲を徹底的に教え込んでくれました。 私は抗議の前には予習は終わらしていましたが、毎回オフィスアワーの前に予習を終わらせていたわけではありません。

それでも教授は大いに褒めてくれたので、この辺でも「オフィスアワーの前に完璧になっていなくても良い」というのが分かります。要は、行けばなにかしらプラスになるということですね。

その三:抗議用のスライドは、抗議前にプリントアウトして持って行く。

大抵の抗議は、抗議が始まる30分程前にブラックボード(教授と生徒がファイルなどを共有できるようにしてあるウェブサイト。ここでテストの点数なども確認できる)に抗議用のスライドが貼り出されるので、それをプリントアウトして抗議に持って行く。 

こうすると、このプリントアウトしたスライドに直接メモを書き込むことができ、講義中に分かりにくかったところなどが一目瞭然になります。これをオフィスアワーに持って行くのもひとつの手ですね。 

私の場合は、オフィスアワーに行った際に、教授に少し早めにスライドのコピーをもらえないか?などと質問したりもしていました。

ちなみに、時間がなくて予習ができなかった場合は、少なくともこのスライドだけには目を通してから抗議に出るようにしましょう。抗議の理解度がだいぶ違います。 

というわけで、アメリカの抗議は、仕事をするときと同じように、事前に用意をしておくこと、分かっている人(教授)に直接質問することにより、効率よく理解できるようになります。 

はじめはめんどくさく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば当たり前になるので、アメリカでの抗議に不安がある方は是非試してみてください。





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