2012年7月10日火曜日

周りと同じになりたかった昔の自分

予想以上に価値がある異文化交流!

留学中に得られるもののうち、私にとってとても重要になったものは何か?ということを考えていました。色々なものが頭をよぎりましたが、やはり一番重要なものは「自分の常識の枠を広げる」ということではないかと思います。

iPadのアプリケーションで貞方邦介著の"SADAKATA!"を読みました。この本の中で印象的だったのが、日本人は欧米人とは違い、自分の給料に見合っていないものでも、ブランドものということで買ってしまう”ということでした。

この前"WoodBurn"というアウトレットモールに行く機会がありました。そこにはコーチやCalvin Kleinといったブランドものが数多く入っています。着いてまず驚くのが、アジア人の客が90%以上を占めているということです。各方面から日本語も聞こえてきて、とても海外にいるという雰囲気ではありませんでした。

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そのことに気付いてから周りを見回すと、EUGENEという片田舎にいるアジア人でも、みんな何かしらのブランドものを身につけているということに気付きました。コーチのボストンバッグからVUITTONの財布を取り出し、MacBook Airを片手にアルマーニのサングラスをかけて颯爽と歩いている姿はどこぞのセレブを遙かに超えるよな格好です。こんなアジア人を何人も見かけました。

確かに私も日本に住んでいた時は、周りが持っているからということで、アルバイトで稼いだお金を全てブランドものにつぎ込んでいた頃がありました。

ではなぜそんなにブランドものばかりを買いそろえていたのか?

私の周りには、ブランドものを身につけている友達がたくさんいました。今考えると、私は周りと同じになることで自分の居場所を確定し、安心したかったのだと思います。周りが良いと言うから良いもの。周りが良いと言うから良いこと。といったように、特定のグループの価値観が私という人間だったように思います。

私はあのまま日本に住んでいたら、周りの人間と同じようなことをしながら生きていたのではないかと思います。

大学一年生の時に、プロフェッサーに背中をおされてした留学、そこで異なった文化から来たたくさんの人達に出会い変わった私の考え方。今は好きなことをしながら毎日好きなように生きています。私は留学を通して、自分は自分のままでいいんだということを学びました。

私は「異国の文化に触れることができる」というのが留学で得られるものの中で一番価値があるものだと思います。自分の文化で価値があるものが、異国の文化でも価値があるとは限りません。色々な文化の考え方を学んでいくうちに、自分が今まで重要だと思っていたものが、全く重要に思えてこないこともあります。

たくさんの考え方に触れる中で、共感できるものを選出し、自分という人間を確立していく。留学中は、日本では難しい「たくさんの文化に触れる」ということが可能になります。これは、人生を変える最高の経験だと思います。

留学を迷っている人は、自分の見つける最高のチャンスだと思って、一歩踏み込んでみることをオススメします。人生がコロッと変わってしまうかもしれませんよ☆


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