2012年10月2日火曜日

シャドーイングで学ぶ英語の発音


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発音の上達でネイティブに一歩近づく!


日本人は、英語教育のせいもあり、圧倒的に英語の発音が下手だと思います。かくゆう私も、アメリカに7年以上も住んでいるにも関わらず、未だに”L”と”R”の発音で友達からからかわれたりします。

私のこれまでの勉強法といえば、無理なく毎日続けられるものということで、多読であったり、英語の聞き流しをしてきました。確かに英語を聞く、話す上ではこれらは非常に効果があると思いますが、発音という分野への効果はあまり期待できないと思います。

私の語学上達の哲学(?)は、アウトプットが増えれば増えるほど速く上達するというものです。多読の際は「へぇ〜こんな単語の使い方すんだ」と頭の中でアウトプットをします。英語の聞き流し中は「おもしろいなぁ〜」と思った言い回しを頭の中で繰り返します。これらの作業を頭の中でしているので、慣れてくれば、一日のうちに新しい単語や言い回しをいくつか覚えることができます。

しかし、これらは頭の中で繰り返されているので、発音にはあまり影響がないように感じていました。というわけで、発音上達のため、シャドーイングという勉強法を取り入れてみることにしました。

シャドーイングとは、
英語を聞いて、そのまま口に出して繰り返すことです。この方法は、単語、間、発音、イントネーション、表現など、すべての分野において効果があると言われています。

そのまま繰り返すだけなので、やり方についてそこまで詳しく説明することもないと思いますが、注意点がふたつあります。

まずひとつめは「意味が理解できる範囲の英文を繰り返す」です。

シャドーイングでは、表現や単語などを一緒に覚えながらLiving Englishを学んでいくので、英語の意味を理解しながら繰り返すことが重要です。意味が分からないまま繰り返しても、その英語は実際の会話では使えません。必ず、自分の分かる範囲からはじめましょう。

ふたつめは「必ずテープレコーダーに録音する」です。

私もそうでしたが、はじめて自分の英語を聞いたときは、やる気を根こそぎもぎ取られた気分になります。(笑) 自分ではある程度発音できていると思っていたのに…というのは普通だと思います。こんなに苦痛な録音ですが、このプロセスが重要な理由は、自分が発音できていない単語が一目瞭然になるからです。

例えば、私の場合は”L”と”R”が発音できていないのがすぐに確認できました。苦手な発音を見つけたら、その単語に狙いを絞って発音の練習を繰り返します。いつまでもなかなか発音ができず、いらいらするプロセスですが、これを続けることにより、必ず発音は上達します。

辛いなぁ〜と思うような壁を乗り越えたときにいつも思うのですが、「絶対無理」と思うようなことでも続けているうちにパッとできるようになったりします。そして、一度できるようになると「なんでこんなことができなかったんだろう?」と思うほど、簡単にできるようになります。

やりはじめは誰でも上手くいかないもの。毎日少しずつ積み重ねて、ペラペラと外国人と会話をしている憧れの自分を手に入れましょう!


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