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本田圭佑選手の英語が伸びそうな理由
サッカー界でも大注目の本田圭佑選手は、オランダでプレーしていた頃からずっと英語をしゃべっていたようです。本田圭佑選手と言えば、思ったことはハッキリと口に出し、受け身にならずにガンガンしゃべるところから「Big Mouth」という愛称がつけられているとか。そんな本田圭佑選手の英語でのインタビューを聞いていて、ふたつの理由から「この人の英語はものすごく伸びるかもしれない…」と感じました。
理由その一:失敗を恐れずにガンガン英語をしゃべる
以前にこのブログでも紹介しましたが、英語はインプット+アウトプットで上達します。これがどういうことかというと、英語を使う機会を持たずに、例文を覚えるだけではしゃべれるようにならないということです。保育園で働いていて思うのですが、園児は自分の話を聞いてもらうこと、相手に理解してもらうことを第一に考えています。文法や発音を間違えて恥ずかしい、または相手に伝わらなかったらどうしよう…なんてことは考えていないので、外国人の私から見てもびっくりするような文法で話しかけてきます(アウトプット)。そして、間違いをそれとなく正してあげているうちに(インプット)、いつのまにか正しくしゃべれるようになっています。
本田圭佑選手の場合、
英語自体はそこまで上手くはないにしても(ちなみに私が見たインタビューは、何年か前のインタビューだったので、今の本田圭佑選手の語学力は分かりません)、インタビューを堂々と英語で受けているあたりが素晴らしいと思いました。文法や単語の選択などのミスはあるものの、はっきりと自分の意思は相手に伝えるあたりを見ていると、この先、彼の語学力は飛躍的に伸びそうな気がしました。
その二:文法の間違いなどを失敗と思っていなさそう
これは完全に私の勝手な意見なのですが、本田圭佑選手の話し方を見ていると、あまり文法の間違いなどを失敗と感じていなさそうな気がしました。彼は、此が俺の考えだ!といわんばかりに、どんなに文法が崩れようとも、自分の言いたいことは口にしています。
私がアメリカに来た当初は、どれだけ正しく文法や単語を使えるかにばかりこだわっていました。その結果、少し難しそうな文法になるとミスを恐れ、たとえ自分の意見とは真逆だとしても、確実に知っている文法と単語を使い適当にその場をミスなく乗り切ったりしていました。こんなことで語学力が伸びるわけがないですよね?だって自分の知っている範囲から出ようとしないのですから。
本田圭佑選手は、おそらく自分の言いたいことを伝える努力もしない…というのが最大の間違いだと思っているんではないでしょうか?こうゆう考え方ができる人は、自分の知らない文法の領域にまで躊躇なく入っていくので、結果的に他の人より早く英語を覚えてしまいます。
以上、これらの理由から、私は本田圭佑選手の英語はあっという間に伸びるのではないだろうか?と感じました。もちろん、彼は奥さんも日本人ですし、ロシアー日本間を行き来しているようなので、アメリカ人に囲まれて、英語圏を行き来するのと比べると少し時間は掛かるかもしれません。それでも、彼ぐらい言語に関するミスを恐れることなくアウトプットをできる人は、同じ境遇にいる他の人よりも早く言語を学ぶことは間違いないと思います。というわけで、英語を早くしゃべれるようになりたい人は、本田圭佑選手に見習い、ミスを恐れることなくガンガンアウトプットをしていきましょう。
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