2013年7月6日土曜日

多読がしんどくなったら!!


                                                                                  My Reading / A.K. Photography

意外と恥ずかしい多読始め


多読を始める際は、アメリカ人の子供用の本から入るのが基本です。なぜかというと、子供向けの本というのは、英語を学んでいる人用に書かれているので、比較的簡単に読めるからです。私も多読を始めた頃は、子供用の本を電車の中やカフェで読んでいました。

しかし、この方法ではなんといっても恥ずかしいのは間違いありません。タブレット端末の普及により、周りから変な目で見られることもなくなりましたが、当時はみんなの前で3歳児用の本を読む…という屈辱に耐えなければなりませんでした。



さて、電子書籍のおかげで、昔のような恥ずかしい思いはしなくてよくなったものの「子供の本ばかり読むのはモチベーションが…」という人は多いと思います。私の場合、米大学に入るという目標があったから続けることができましたが、「英語を学びたい」くらいの漠然とした目標だと、おそらく挫折していたと思います。


それでは、どうやってモチベーションを保てばいいのか?


それは、やはり大人用の読み物も一緒に読んでいくことだと思います。とはいうものの、大人用の本は単語が難しくて、多読を始めたばかりではなかなか読むこともままなりません。


では一体どうすればよいのか?


私がやったのは、自分の趣味についてのマガジンや参考書を読むことでした。少しやってみたら分かると思いますが、英語の単語は日本語に多く取り入れられており、自分が日本語でよく知っていることなどを読むと、何となく意味が理解できてしまいます。特に、挿絵や写真などがついたものなら尚更です。

当時の私はバスフィッシングに燃えていました。日本でもたくさんの参考書を読みあさり、休みがあれば近所の野池に釣りに行っていました。なので、バスフィッシングにはそれなりに知識があり、英語で書かれていようが挿絵を見たら、なんとなく書いてあることが分かるくらいでした。

子供の本だけではなく、大人用の本まで読める!!ということが、私のモチベーションを保つために非常に役に立ったと思います。


どんな本がよいか?


本当に一番よいのは自分が読んでみたいと思った本だと思いますが、最初から無理をするとすぐに燃え尽きてしまうので、私がオススメするのは以下です:

自分の趣味に関する雑誌:雑誌なら写真がついているので、なんとなく話がつかみやすいと思います。

自分の趣味に関する参考書:それも、できるだけ挿絵がついた本がよいです。参考書の挿絵は、文字で書いてある部分を分かりやすく説明するためについているので、それだけで意味が分かることもしばしばあります。絵を見て、すでに内容を把握した状態から入るので、もしかすると雑誌よりも分かりやすいかもしれません。

一度日本語で読んだ本:一度日本語で読んでいる本は、ストーリーが分かっているのでかなり簡単に読めます。しかし、この方法は、ストーリーを知ってしまっているだけに、途中でイヤになってしまうことがあります。なので、よほど好きな本でないと続かないかもしれません。

というわけで、子供の本に飽きてきたけど次のレベルにいくのはまだ早いような…と悩んでいる人は、ぜひ趣味関連の雑誌や参考書を試してみてください。すべての意味は分からなかったとしても、半分以上が読めるとすごく自信がつきますよ。


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