ドア口まで来る詐欺師に気をつけろ!!
私がUniversity of Oregonのキャンパス付近に住んでいた頃、なんとか留学生からお金を巻き上げてやろうという詐欺師がドア口に来ることが多々ありました。
今回は、一番多かった手口を紹介したい思います。
雑誌の売りつけに気をつけろ!!
“雑誌買いませんか?”
なにやら大学生くらいの怪しい二人組が、明らかにコストが全くかかってないようパンフレットを持ってドアをノックしてきます。
話を聞いていると、なにやら月々定額金を払うと、お好きなコンビネーションの雑誌を届けます!というビジネスらしい。このセールスマン曰く、彼らの会社は割と名が知れた会社らしく、彼らが集めるお金の幾分かは留学生の支援金になるとか…あやしい。
なにが怪しいって?
まずこのセールスマンの身なり。
上:トレーナーでフードを頭に被っています。
下:ダボダボのジーパンにバスケットシューズ
もちろんセールスマンによっては違う身なりをしている人もいましたが、基本的にみんな、たった今抗議終わりました…みたいな身なりをしています。
次に、名が知れた会社というが…
彼らに会社名を聞いたところ、全く聞いたこともない会社名でした。そして、ビジネスカードを見せてくれというと、うちの会社では作らないんだ!!とかいう始末。
怪しすぎる!!これでは相手の名前が本名かどうかすら分かりません。
この手のセールスマンが必ず使うフレーズ!!
「君と同じ階に住んでいる(誰々)君もうちのサービスに入会してくれたんだよ」と、ピラッと小切手を見せてくれます。
同じ階に住む人全員の名前なんて知っているわけないのですが、英語で言われると「えっ?じゃあ大丈夫なのかも?」なんて思ってしまう人が多いようです。
最初に断っておくと、これ、大丈夫じゃあありません。
あまりのしつこさに、一度「じゃあその人の部屋に連れて行ってよ。その人に聞いてみるから」というと、「いや、今いるか分からないし、迷惑になったら困るから…」などと訳の分からないことを言って、そそくさと退散してしまいました。
なにかあった時に、名前の確認をしたいから、ビジネスカードがないのであれば免許証を見せてくれと言ったときも退散してしまいました。
もうここまでで分かる通り、これは詐欺です。
この手口では、現金、小切手、クレジットカードのどれかで払うように言われますが、絶対に払わないように気をつけましょう。
私の友達は、この手口に引っかかり、相手の言い値を払った後、雑誌は一度も届きませんでした。幸い、彼は現金で払っていたので良かったのですが、クレジットカードなんかで払っていたら…と思うとゾッとしますよね。
ちなみに、隣に住んでいたアメリカ人の友達に聞いてみたところ、ずっと家にいたけどそんなセールスマンは来なかったということです。英語がままならず、騙しやすそうな留学生を狙っているのでしょうね。
というわけで、こんな調子で雑誌を売ってくるセールスマンがドア口まで来たら、断固お断りしましょう。
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