Wolverine: X-men Origins / §atsukiame
俳優から学んだ英語の必要性
一週間前にウルバリンの最新作を見に行ってきました。今回のウルバリン映画は日本を舞台に撮影されたものだったようです。当然、日本に住んでいる人であればすでに知っていた人も多かったのではないかと思いますが、ウルバリン(というかX−Menそのもの)の映画に全く興味がなかった上に、日本の芸能ニュースなどにあまり興味がない私かすると、全くレーダーには引っかかる映画ではありませんでした。
そう言った意味で、今回のウルバリンの映画は、私の前予想を気持ちよく裏切る映画だったように思います。その中でも、とりわけ印象に残ったのは、日本人の俳優さんたちでした。
日本人の語学力?
日本人は、世界的に見てあまり英語が喋れないというような位置づけになっているような気がします。勉強ができる環境が整っている分、少し残念に思いますが、コミュニケーションを取ることを中心に学ぶ教育に比べると、やはり英語の教育方法があまり実践的でないという部分からきているのかもしれません。
そんな中、今回のウルバリン映画に出ていた俳優さん達の英語は、目を見張るものがありました。もちろん英語は全てスクリプトされているものを読んでいるでしょうから、文法や表現の仕方等は俳優の語学力には入らないかもしれませんが、英語のアクセント(訛り)は隠しようがないものだと思います。映画やドラマ等を見ているときは、このアクセントをある程度の語学力の指標として見ているのですが、今回選ばれた俳優さん達は「普段から英語使って生活してるのかな?」と思わせるほどキレイなアクセントだったように思います。
一緒に映画を見たアメリカ人も「あの人達日本人なの?アクセントほとんどなかったね」と言っていたほどキレイな英語をしゃべっていました。映画が終わった後、出演条件を簡単に検索してみたのですが、やはり英語は流暢なレベルでないといけなかったようです。
この条件、そしてハリウッド映画に出ているという日本人を見ていて思ったのですが、やはりこれからグローバル化が増していく中、どの分野においても今まで以上活躍していくためには「語学力」というものが必須なのではないでしょうか。
やっぱり英語が大事?
どのキャリアにおいても、やるからには一生下積みレベルでオッケー!なんて人はいないと思います。ベストになってやる!という人が多いと思うのですが、そこまでは考えていない人でも、それなりに尊敬されるような位置までは行きたいと思っているのではないでしょうか。
この映画をみて、そしてアメリカで社会人として生活してみて思ったのですが「英語がしゃべれる」というのは、これからの時代一つ上のレベルに行くためには最低限必要なことのような気がします。
最近は、コンピューターを使って英会話の練習をしているという話もよく聞きますが、やはりそれくらいアクティブに英語を学んでいかないと、年齢が高くなっていくにつれてどんどん置いていかれてしまう世の中になっていくのではないかと思います。
私は自分の仕事や生活面での英語では不便を感じないくらいになってきていたので、英語を「学ぶこと」に対して前ほどがむしゃらではなくなってしまったように思います。この映画を見て、もうひとつ上のレベルの英語をしゃべれるよう、努力を続けなければならないと改めて感じさせられました。
この映画に興味がある人は、ストーリーもさることながら、こんなに英語がしゃべれるように努力している人もいるんだなぁ〜というようにこの映画を見ると、私が感じたように「よしっ!自分も頑張ろう」と、とてもやる気が出てくる映画になるかもしれません。
世界的に活躍する日本人の英語のレベルを確認するためにも、おすすめの映画です。
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