2012年4月19日木曜日

アメリカにいるのにアメリカ人の友達ができない…


                                                                 Summer vacation 2011 friends and family / kevin dooley



アメリカに来てもアメリカ人の友達があまりできない…


生きた英語というのは、会話することでしか学べません。どんなに教科書をにらみつけても、会話中の外国人独特の間であったり、リアクションというのは、やはり実際に会話することでしか学べないでしょう。ですので、英語上達・現地の文化を学ぶという目的で留学する人は、英語を話す友達をできるだけ多くつくることが、留学の成功・失敗を分けるところだと思います。


今回は、アメリカに来ても友達があまりできず、英語と言えばスタバのオーダー時に少ししゃべる程度…という方への記事です。留学経験のない方は「えっ?そんなことあるの?」と思う方もいると思いますが、現地の友達ができないというのは、私の経験上意外とたくさんの留学生に起こっています。


なぜ友達ができないのか?

理由は十人十色なので、一概には言えませんが、僕の場合は周りのアメリカ人になかなか気が合う人がいなかったのが大きな理由でした。自分の性格を相手に合わせることはできますが、自分が疲れてしまうので、この方法は長くは続きません。当時の私の友達は、とりあえずビールを飲み続け、酔った勢いで馬鹿なことを連発するという人が多く、気が合わないのは明らかでした。それでも、他のグループの友達を見つけるのも大変なので、悶々としながら同じ友達と時間を過ごしていました。

どうすれば現在の友達とは違ったタイプの友達を見つけられるのか?

これはもうできるだけたくさんの人に会う機会を持つしかありません。できるだけたくさんのコミュニティーに参加してみて、そこで気の合う仲間を見つけます。というわけで、今回紹介するのは、比較的友達をつくりやすい場所です。私の経験上効果のあるものばかりです。

私が実際に試みた方法の中から、友達をつくるのに役だった例をあげます:
  1. スポーツチームに参加する
  2. スポーツジムのクラスに参加する
  3. ランゲージエクスチェンジを行う
  4. ボランティアをする
他にもいくつか方法はありますが、この4つが今までの経験から一番簡単に友達をつくる方法だと思います。

スポーツチームに参加する

まず一番簡単な方法は、なんといってもスポーツチームに参加することです。大体どこに行っても、地元のスポーツチームというのは存在します。特に大きなジムのような施設があるところには、三ヶ月単位くらいでリーグ戦を行っているところが多いです。このリーグ戦は、チームで申し込みをすることもできますが、個人で登録できるので、新しい人に会うのにはもってこいの場所です。

私は半年前くらいにindoorサッカーのチームに参加しました。GOOGLEで、「スポーツ名」「地名」「recreation」などのキーワードで検索すると、いくつかのリーグが見つかります。私の場合全くの初心者レベルなので、比較的レクリエーションの色が濃い(co-ed:男女混合)のcityリーグを探し参加してみました。

登録は地元のレクリエーションを担当する事務所でするものや、直接インドアのフィールドに行ってするものまで色々とありますが、これらの情報はウェブサイトですぐに見つかります。

はじめは全員個人で申し込んだこのサッカーチームですが、メンバーの息が合ったので、シーズン終了後にチームを組むことに決まり、今では同じチームで3シーズン目を迎えました。

さらに、最近チームのメンバーに紹介してもらったグループと新しいサッカーチームを組みました。このようにして、友達の輪というのはどんどん広がっていきます。

ジムのクラスに参加する

二つ目は、スポーツジムのクラスに参加することです。大きなスポーツジムでは、クラスを開いているところが多いです。クラスは、ハードな筋トレからヨガまで色々ありますが、私は断然リラックスできるヨガなどのクラスをオススメします。というのも、私の経験からして、リラックス系のクラスの人の方が穏やかな人が多いからです。(完全に個人的な意見ですが)穏やかな人は、なんとなく自分の英語を気にすることなく話せる人が多いです。ハードな筋トレの後に疲労困憊の状態で話しかけるのもしんどいですしね(笑)

ここで紹介した方法は、どちらも「運動」というのがキーになっています。体を動かした後・動かしている最中というのは、静止している状態よりも遙かに話しかけやすいです。

さらに、個人登録のスポーツを通したレクリエーションに参加している人は、基本的に新しい人との出会いを求めている人が多く、友達になりやすいです。もちろん全く知らない人ばかりの中に飛び込んでいくのは勇気がいりますが、それはチームに参加するアメリカ人だって同じこと。少しの勇気で、今後の留学生活が一変することもあります。

自分をさらけ出すと、気の合う友達がみつかりやすい

私の場合、アメリカ人の会話が始まってしまうと「間違ったコメントをしてしまったらどうしよう」と、コメントを控えてしまう傾向がありました。しかし、こんな弱気でいると、相手に自分を分かってもらえないので友達作りも難しくなります。海外で成功しているスポーツ選手などを見ていると、英語がペラペラでなくても自分の思いを伝える努力をしています。こういった少しの「努力」や「勇気」が、自分の人生を変えていくものなのではないかと思います。

今の私は、間違ったコメントだろうがなんだろうが思いついたら発言します。それで気まずい空気になるのなら、それはしょうがないと思っています。そんな語学力も含めて自分を認めてくれる友達を探せばいいだけだということに気付いたからです。

そして、こんな努力を繰り返しているうちに、必ず語学力も上がっていくと信じています。

何度もトライすることが重要

上で紹介した方法は、比較的友達をつくりやすい方法ではありますが、それでも一回や二回参加しただけでBEST FRIENDが見つかる可能性は高くはありません。

それでも、参加してみて自分に合わないようなら他のコミュニティーに参加してみる。というのを繰り返している間に、必ず気の合った友達が見つかります。コミュニティーを選ぶ際は、自分の興味のあるものを選ぶと、周りの人の会話にもついて行きやすいです。(全く興味も知識も無いコミュニティーに入ってしまうと、会話について行けない可能性が高くなります)

なかなかアメリカ人の友達ができない状況を打破したい方は、はじめの一歩として、運動を通した友達作りをオススメします。

少し長くなってしまったので、ランゲージエクスチェンジ・ボランティアへの申し込みの方法は次回の記事で紹介させてもらいます。


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