アメリカの眼科
今回は、アメリカ留学中に眼科に行くことになったときのお話をしたいと思います。
交流の機会を広げるために続けていたサッカーの試合中に、サッカーボールが顔面に当たるという不幸な事故が起こりました。試合中、そして次の日の朝と右目がほとんど見えてない状態だったので、眼科へ行くことに。
眼科に行くための主なステップはこんな感じです:
<予約>
電話をかけて予約を入れる。この時に、できるだけ詳しく状況を説明する。必要であれば、自分が使いそうな単語を前もって調べてみる)
<病院に着く>
病院に着いたら、まずは"Front Desk"へ自分の年齢やアレルギー、または現在使っている薬などを申し込みでもらった紙に記入する
<検査>
まずはアシスタントの人に検査してもらう。
*主な検査には<視力検査><眼圧検査><乱視検査><視野検査>などがあり、日本の眼科よりは多少検査が多いような気がしました。
瞳孔を開き、もう一度目の検査をしてもらう
先生から現在の状態を詳しく教えてもらう。一度で終わらなければ、この時に先生から次の予定を教えてもらう
<検査後>
フロントデスクで次の検査の予定を入れてもらう
薬をどこの薬局で受け取るのかを決める(すぐに手に入らないこともあるので、できるだけ近い薬局にしましょう)
指定した薬局に薬をもらいに行く
という流れです。
この中で、私がいつも違和感を感じるのが、病院では薬をもらわないというところです。
予定を入れてしまえばそこでおしまい。次の検査が必要ない場合は、フロントデスクに行く必要すらありません。日本では、病院で全て済ましていたので、初めて病院に行ったときは「これでいいのかな?」とすごく不安になりました。
ちなみに、アメリカでの視力検査の結果は、表示方法が違うので、慣れるまでわかりにくいです。日本では 0.1,0.2......2.0という表示の仕方をしますが、アメリカでは 20/200, 20/100.....20/10という表示の仕方をします。
これは 20/200=20÷200ということで0.1ということです。こうして見ると、ただ割り算をしているか、していないかというだけですが、はじめて聞いたときは少し戸惑いました。ちなみに、アメリカ人の平均は20/20、つまり1.0らしいです。
さらにもう一つ戸惑うのが薬局です。アメリカの場合薬局はほとんど地元のスーパーの中にあるので、薬局を指定するときは近くのスーパーの名前を挙げていくと良いでしょう。
私の怪我の場合、網膜(Retina)の上半分が腫れ上がり、出血していたらしいです。眼球自体も少し傷ついていたので、目薬をもらってきました。今まで見た目薬の中で一番小さい入れ物に入った物でしたが、保険を使ってなお$80でした…保険がなかったらとおもうと恐ろしくなりますね。
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