以前に書いた記事で、英語に楽しみながら慣れていく多読を紹介しました。英語を始める段階ではこれが一番の近道だと思います。
しかし、ある程度英語をしゃべれるようになってきたら、やはりもう少し上のレベルの会話をしてみたい!と思うものです。
そこで最近私がやり始めたのが、ニュース関連の雑誌を読み、そこにある知らない単語を徹底的に調べるということです。
私はフリーランサーとして翻訳もやっているので、仕事上できるだけ多くの単語を知っておくのは翻訳の効率化にもなるので、まさに「一石二鳥」と考え、始めてみることにしました。
妻の家族がTIME を購読しているので、読み終わった雑誌をもらってきて、毎日読むようにしています。
私がニュース雑誌を読むことに決めた理由はふたつ:
- 知らない単語の数が多い
- 誰とでも話せるネタがある
私は小説を洋書で読んでいるので、普段の会話で使われるような簡単な単語はそれなりに理解しているつもりです。しかし、この間年配イギリス人の方と話をしたときに全く話がかみ合わないという屈辱を味わいました(涙)
この方は、政治の話が好きな方で、趣味で本もたくさん出版されています。話していても、単語の知識に圧倒されるような思いでした。
この方と話していると最近の政治情勢の話になることが多いのですが、私はニュースはほぼ全て日本語で読んでいるため、難しい話をビッグワード(難しい単語)を使い簡潔に話せるほどの力はまだありません。なので、何かの説明をする場合、簡単な単語をつなぎ合わせて、遠回りしながら説明するしか方法がありませんでした。相手が使った難しい単語などは「??」という感じで、何度も聞き返すことになってしまいました。
普段はそれでも構わないと思っていましたが、この方と話したことによって、自分もある程度スマートにしゃべりたい!と思い、TIMEならみんな読んでるしいいだろうと、この雑誌から入ることにしました。
実際に読み始めると、案の定知らない単語が多い…全体としての意味は理解できるのですが、少しレベルの高い単語が出てくると「むむむ…」となることが多いです。それでも、続けていればいつかは…と思い頑張っています。
ちなみに、私は何回も何回も単語帳をめくって勉強するのは嫌いなので、こんなやり方で勉強しています。
TIME を切り取り、iPadにスキャンする
↓
GoodReaderと呼ばれるアプリケーションで開く
↓
午前中に興味のある記事を読み始める
↓
読みながら、知らない単語に線を引く
↓
知らない単語をデバイスのウィズダム英和辞典で調べる
↓
もう一度夜に線を引いた単語を見直す
↓
まだ覚えてない場合は、もう一度調べるか潔くあきらめる
↓
次の記事に進む
という流れです。デバイス使う理由は、デバイスには辞書が登録できるため、知らない単語を発見したときに、わざわざ電子辞書を持ち出してこなくてもよいからです。少しのことですが、長く続けていると、全体のストレスレベルが格段に違うように感じます。
さらに、私の場合、何度も単語を見直すより、潔くあきらめて、次に同じ単語を見たときにまた確認するという方が性に合っているようです。
もちろん、このやり方では「あぁ〜これなんだったっけ?」ということもたくさんあります。ここは、できるだけ文の前後関係から推測するようにします。
どうしても覚えられない単語があると、いらいらしてきて必死に覚えようとします。結果的に、他の単語よりよっぽど覚えているということになったりします(笑)
というわけで、多読である程度力がついた人は、ニュース雑誌で単語力を養うのもおすすめです☆私の場合は、政治関連の単語を知りたかったのでTIMEを選びましたが、友達と芸能人のゴシップなんかをよくする人は"People"などの雑誌を読んでみるのもよいかもしれませんね☆
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